鰓蓋の裏縁は黒くなく､クロメジナに比べて体はスマートではなく寸づまりの印象がある。体側の鱗に黒色点が目立つものが多い。上下両顎の歯は２〜３列で、１列のクロメジナから区別される。



　関西の釣り人の間では「グレ」と呼んでいる。メジナと呼ぶのは関東の方だけのようだ。

丹後の方言

「つかや」ないしは「ひこや」が一般的。他に「ぐれ」(野原他)、｢かんざぶろう｣(大型・養老)、「かんしろう」(大型・養老・伊根)、「てんてんご」(北丹後)がある。

食 味

秋から冬に入るとメジナの食性が海藻類に変わる。寒のメジナは小動物を食べている夏のものとちがって、香りがあって脂がのり旨い。

良く似た魚

イスズミ

イサキ

ヘダイ

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