宮津高校フィールド探究部 絶滅危惧種サンショウモ保全活動に汗💦
こうして見ると、丹後探検隊の部員が増えた様な気になりますが、そうではありません。
今回は、宮津エコツアー安田氏からの依頼で、丹後の里山の保全などに関心を持って活躍している宮津高校フィールド探究部の部員を、宮津港から日置のマリーナまで送り届けを頼まれ、船長として参加いたしました。
でも、何で船で?
今回は新しく入部した一年生の歓迎会も兼ねての特別プログラムだそうです。
気分はタイタニック! リッチですね。(#^.^#)
日置のマリントピアマリーナまで迎えに来てくれていた先生達と合流、目的地の下世屋谷津へ向かいます。
フィールド探究部唯一の女子部員のなっちゃん、背板を背負ってポーズ。
歩き姿も決まっています。
丹後ではこの背板の事を「せーた」と呼んでいた記憶があります。
地元の農家さんの指導も受けて作業を進めます。
この活動は、地球環境基金助成活動の一環としても行われています。
今回は中央の棚田の整備です。崩れた畦を直し、水を引き込みサンショウモが育つ環境を作ります。
足が~!抜けへん。 ちょっと待てろ!掘り起こしてやる。
現地から持ち帰り、宮津高校で育てたサンショウモです。
絶滅危惧種と呼ぶとひ弱そうですが、実は、昔は稲作農家を困らせた繁殖力の強い「強害雑草」とされていたのです。それでも農薬に弱い事や生育環境の変化で、今では、京都府下で
ここ谷津でしか生育が確認されていないという、希少種になってしまったのです。
畦を直し、水を引き込んだ棚田に、高校で育てたサンショウモを放流します。
サンショウモ
シダ植物門、サンショウモ科の一年草で、水面に葉を浮かべて浮遊する浮草タイプの植物です。 名前の由来は、楕円の葉が左右に連なる姿が山椒の羽状複葉に似ているところから名付けられています。
こちらでは、ビオトープの生態に詳しい橋本さんの案内で、希少種ハッチョウトンボ探しです。
何のサインですか?
3と言えば、3蜜対策? それともサンショウモの 3? いいえ違います。目の前に3匹のハッチョウトンボがいます。
いました! ハッチョウトンボ! 何処か分かりますか?
ハッチョウトンボは京都府の準絶滅危惧種で、天然記念物に指定されている、1円玉サイズの非常に小さなトンボです。目を凝らさないと分かりません。
でもちょっと待って! 撮影に夢中の貴方!それはシオカラでは・・・
ハッチョウトンボのオス、成熟すると真っ赤になり、縄張りを持ち、他の雄が侵入すると威嚇行動をします。
ハッチョウトンボのメス、赤くはならず、薄茶色の縞模様です。普段はオスのいる水田では見かけず、その周辺の草むらでよく目にします。
キイイトトンボ、水辺周辺でよく見かけ、鮮やかな黄色がよく目につきます。
ハッチョウトンボ捕まえました!(^^)/
アカハラもゲット!
コオイムシのメス
コオイムシのオス。
名前のとおり、子供を背負っているセオイムシ。子育てはイクメン男子の仕事のようです。
ヌマトラノオ
クルマバナ
ミゾカクシ
モウセンゴケ
宮津高校フィールド探究部の生徒による、絶滅危惧種サンショウモに関する生育環境などの問題点についての発表で、本日の活動は締めくくられました。

何万年、何億年続く地球の歴史の中で、その中で生きる動植物は、人間で例えると腸内細菌のようなものです。その中で人類は突如現れた悪玉病原菌で、環境汚染、環境破壊を繰り返し、地球の自然を大きく変えようとしています。
悪玉ウイルスは自分の種を増やすことしか考えておらず、宿主の動物を死に追いやり、その結果は自分達も居所がなくなり自滅します。人類もそうなる前に、地球と共存共栄する方法を考えなければなりません。
環境汚染や自然環境の破壊が続く現代にあって、自然環境の大切さを学び、若い世代が未来の宇宙船地球号を、持続可能でいつまでも美しい星としてくれる事を期待したいものです。
宮津高校フィールド探究部 気分はタイタニック!
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