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宮津市・上宮津地区の南側には、天然杉の古木が群生する「杉山・697m」がすそ野を広げています。
杉山はその名前の由来ともなった、天然杉の古木が群生する山です。山頂付近のカンラン岩や蛇紋岩から成る特異な地質は、独特な植生を育み貴重な自然が残されています。
杉山へは大江山スキー場からのびる杉山林道が近年整備され、比較的容易に登る事が出来るようになりました。
杉山林道への車の乗り入れは許可が要るようですが、その分のんびりとウォーキングを楽しむことが出来ます。
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大江山スキー場から眺める「杉山」
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ぼんぼり杉

杉とは思えない樹形です。 枝先にぼんぼりの様な葉を付けています。うまく名付けられていますね。
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マンモス杉

そう言われればマンモスが鼻を上げている様に見えます。
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屋久島・縄文杉 |
以前、屋久島の「縄文杉」を見に登山をした事がありますが、今回宮津の杉山に登り、屋久杉と杉山の天然杉がとてもよく似ていると感じました。
屋久島でも「屋久杉」と呼ばれる天然杉の生えている場所は、山頂付近の火成岩から成る、植物が育つには栄養素の乏しい場所です。そのため、杉の成長は非常に遅く年輪の密度が高く、加えて霧の発生が多いため、油分を多く含む木質で、腐りにくいという性質があります。そして根は岩の隙間を縫うように伸びて、厳しい自然環境から木も真っ直ぐ育たず曲がりくねっています。
宮津の杉山も、山頂付近は岩の多い地質で栄養素が乏しく、海からの風も強く、その厳しい自然環境が独特の樹形にしていると思います。
杉は日本固有の種で一属一種です。育つ環境で樹形や木質も大きく変わり、たとえば屋久杉を島の栄養豊富な場所で育てると、成長も早く一般的な真っ直ぐな杉に育つそうです。
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天狗大杉

後ろに回ると、その名の由来ともなる天狗の鼻の様な太い枝が横に伸びています。
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山を散策すると、何でもない自然が目を楽しませてくれます。 |


杉の樹皮から伸びた気根 |

倒木に生えたコケやキノコ |

きれいな野ブドウの実 |

耳の様な形のキノコ |

きれいな落ち葉 |

美味しそうなクリタケ |
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まだ名前の付いていない天然杉です。杉山の山頂付近にあるので「てっぺん杉」とか「山頂杉」はどうかと言う話もあるようです。
この枝振り、杉には見えませんね。 |

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紅葉の時期には緑の杉とブナ林の紅葉が美しいコントラストを見せます。 |

宇野ヶ岳からの眺望。
杉山山頂は低木が視界を遮り、見晴らしは良くありませんが、すぐ横の「宇野ヶ岳」からは、天橋立の全景と宮津湾が一望出来ます。 |

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