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経ヶ岬灯台〜丹後半島最北端の岬にひっそりとたたずむ白亜の絶景灯台
経ヶ岬灯台
経ヶ岬灯台
経ヶ岬灯台は、明治31年12月25日に建設されました。
初点灯をして以来、今日まで、経ヶ岬沖を行き交う船舶の安全を守り続けています。今は機械化で無人となっていますが、以前は人の手で光を守り、映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台となった白亜の灯台です。
この灯台のレンズを回転させる機械は、水銀槽式回転機械と呼ばれるもので、
1893年フランス技師、プール・デーュ氏が重いレンズを円滑に回転させるために発明したもので、当時、画期的な発明として、世界中から注目され、パリで開催された万国博覧会に展示されたものを、そのまま購入して、経ヶ岬灯台に設置したものです。
■ 灯台ひとくちメモ
日本三大灯台の1つ(経ヶ岬灯台 犬吠埼灯台 室戸岬灯台)
選考基準
1.設置が古い(完成年月日による)
2.ワット数が大きく明るい(経ヶ岬灯台77万カンデラ)
3.光到達距離が長い(約55km)
経ヶ岬園地の駐車場から灯台へは遊歩道が整備され、歩いて15分位で行けます。
登り口からしばらく歩くと、左(山頂展望所)、右(経ヶ岬灯台)と分かれ道があります。灯台を見てから山頂展望所へ登ることも出来ます。
山頂展望所からは、丹後松島〜犬ヶアを見渡すことが出来ます。
山頂からドローンを飛ばして見ると、360度の大パノラマが広がっていました。
経ヶ岬灯台から海岸へと続く遊歩道を進むと石切り場へと降りることが出来ます。(自然災害などにより通行止めの場合もあります。)
経ヶ岬の灯台は、この石切り場で切り出された石材を使って建てられています。
経ヶ岬は丹後半島の最北端に位置し、海流も早く、冬は季節風で荒れる事が多く、古来より船舶航行の難所とされて来ました。岬の名前の由来も難所ゆえに、沖行く船が航行の無事を祈り、お経を唱えながら行き交ったとも言われます。また、岬にそそり立つ柱状節理の大きな岩が、経巻をを立てた様に見えることから、経ヶ岬と名付けられたともされています。
海から見た経ヶ岬
海から見た経ヶ岬
探索記
>>経ヶ岬、そこは悠久の時の流れを感じる場所でした。<<
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