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オキメバル   フサカサゴ科 


 水深40〜150mぐらいの岩礁にすみ、海底より少し上方で小群をつくっている。
沖のやや深い場所で釣れるせいか、釣り人が沖メバルと総称しているのが、正確には「ウスメバル」と「トゴットメバル」の2種類がある。トゴットメバルとウスメバルは非常によく似ているが、暗色班が丸みをおび鮮明かぼやけて薄いかで見分ける
丹後では、伊根沖より湾内で釣れるのはトゴットメバルが多く、新井沖から浦島礁で釣れるのはウスメバルだ。
 
オキメバル
 ウスメバル 暗色班は薄くぼやけている。


トゴットメバル
 トゴットメバル 暗色班が鮮明。


丹後の方言 一般に「こむぎ」、「おおむぎ」または「むぎ」と呼ぶ。 江尻・伊根では「おきめばち」とも言う。

ウスメバル


 食 味

オキメバル
 身が柔らかいから煮付けにするのが一番美味しい。他に、塩焼きや鍋物にも使える。

 新鮮な刺身は身がしまり美味しい。


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