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スズキ   スズキ科 


 体は長く側扁する。吻はとがり受け口で大きい。
体長20cmまでの幼魚は体側上半部に多くの小黒点を持つが、成魚になると消える。同科の中には、成魚になっても黒班の消えない「タイリクスズキ」や、南方系で体高の高い「ヒラスズキ」などがいる。

スズキ


丹後の方言 全域で小さいものを「せいご」、大きいものを「すすき」と呼ぶ。
湊では成長に応じて「せいご」、「すすき」、「はね」と呼ぶ。


スズキ

 成長するにつれ呼び名の変わる出世魚で、関東での呼び名はセイゴ→フッコ→スズキ。
  関西ではセイゴ→ハネ→スズキと呼ばれる。


 食 味

 スズキの料理といえば「あらい」に代表されるように夏が旬だ。セイゴと呼ばれるサイズの物は塩焼きがよいが、スズキと呼べるサイズになると、あらいの他、造りや、にぎり寿司のネタにも美味しい。





良く似た魚 (色や形、大きさが似ている)

サワラ
サワラ
ヒラマサ
ヒラマサ
アラ
アラ
イシモチ
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